以下は、新型コロナウイルスが猛威をふるうまでの税理士事務所の働き方の典型例がです。
①毎月お客様のところに公共交通機関を利用して訪問する。
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②月次決算の報告、必要に応じて今期の決算予想、納税予想、税務相談などを対面で行う。
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③帳票や書類の確認をし、会社で会計データの入力をされている場合は内容の確認、事務所で入力する場合は必要な資料をお預かりする。
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④事務所に持ち帰り月次データの入力、月次決算書の作成をして、訪問予定日のアポイントをとり、①へ戻る。
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⑤決算月は、決算整理仕訳、決算書・申告書等の作成、基本お客様へ決算・申告のご説明に訪問する。
しかし、新型コロナウイルスの出現により、このような月次・年次のルーティーンができなくなりました。
ホームページのお知らせに記載しましたが、当事務所も、「うつさない・うつらない」を徹底すべく、基本在宅勤務とし、事務所にはやむを得ない場合を除き出勤しない、出勤する場合は時差出勤とすることにしました。
その結果、お客様には大変ご不便をおかけしているところで、改めたお詫び申し上げます。
しかしながら、一方では税理士事務所の働き方を見直すよい機会ともなりました。
具体例を申しあげれば、Web会議です。これまではお客様のところへ訪問し、あるいは来所いただくことによる対面が基本だったわけですが、インターネットを利用したWeb会議である程度代替できることがわかりました。
Web会議ツールとしては、Zoom、Whereby、Skypeなどがあるわけですが、小規模なら無料で使えます。また、設備はネット回線とカメラ付きのパソコン又はパソコンとWebカメラ、あるいはスマホやタブレット端末でも利用でします。設定もさほど難しくありません。
新型コロナウイルスは一定の収束はするものと思いますが、今しばらくは新型コロナウイルスと共存ということになると思います。
今後はこれらのツールを有効に使っていくことも必要だと思っています。
ご利用をお考えのお客様がいらっしゃいましたらぜひお声がけ下さい。
∞∞ 吉岡 ∞∞